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上司との面談で、組織長への私の生意気ともいえる態度について注意を受けた。組織人としてもちろん反省しなくてはいけないとは重々承知だが、私は納得がいかない事柄に対して自分を抑え込んでまで従いたくないと思う。間違っていることや納得いかないことはなあなあにしたくない。

 

帰宅し、湯船にゆっくりはいって汗を流した。簡単に夕食を済ませて、恋人の帰りを待った。気温は高いのに湿った香りがすると思うと、雨が降っていた。

 

ノクターナル・アニマルズ」をネットフリックスで見る。心拍数が高まるけど面白い。しばらくすると新潟に住む友人から電話があり、彼女の近況について話をした。こんな風に大好きな友人と電話で話せることの幸せをひしひしと感じた。

 

しばらく待っていると渋谷で後輩とお酒を飲んでいた恋人がタクシーで私の家に帰ってきた。ふたりでコンビニに行き、簡単なおつまみとお酒を買った。時計はAM3:00手前。

 

先週、お酒に酔って支離滅裂な発言をしてしまったことを詫びた。

「言い訳をしてほしくない」「人を落としてまで話の話題をつくるべきではない」全くその通りだと思う。

 

「特にあなたには嫌われたくないという前提に立ったうえだが、相手にいつ嫌われるかは分からないし、それはしょうがないことだ。『今あなたの履いている靴下の色が嫌』なんていう理由であなたに嫌われ、別れを切り出されるかもしれない。人との関係はそういうものだ」という彼の言葉に納得しつつも、いまだ私はそこまで割り切れていないと思った。

「私は私のことを好きな人のことが好き」という言葉には何か薄ら寒さを感じたが、孤独を自分のものとして受け入れている彼だからこそ、他者に心のよりどころを置かない彼だからこそ、私はこんなにも彼のことが好きなんだろうと思った。