9/5
午前中に目覚めていたのは私だけ。カーテンの隙間から夏のような日差し。
冷蔵庫がからっぽだったから、スーパーでお蕎麦と漬物を買って昼食。午後、恋人は昼寝。私は物件を調べる等。平日眠れないと言っているから、すやすやと眠っている恋人をほっとして眺めていた。
ふたりでスーパーに行って食材を買いそろえ、彼はお風呂に入ってから楽しみにしていたというリンゴジュースを飲み、私は夕食の準備。
こういう日々が私の幸せのすべて。
9/4
熱い日だった。窓を開けるとむっとした熱い空気が流れ込んできた。
仕事を片付けて、恋人とスーパーでお買い物。帰宅し、資料をレビューしてもらった。気づくと19時近くで、急いで料理をした。
仕事関係のzoom会議を少し見てからテレビを見たりチェスをしたりしていたらAM4:00。
8/26
駅で待ち合わせをしてふたりで恋人の実家に向かった。そわそわして落ち着かない気分。
世田谷の閑静な住宅街にある彼の実家に入ると、ひんやりと静かな空気に緊張を覚えたが、すぐにお母様が笑顔で出迎えてくださった。
お父様、お母様、彼と4人で昼食を頂いた。お母様が準備してくださった料理がひとつひとつ手が込んでいて素敵。気を遣ってくださったんだろうと恐縮してしまう。
デザートを頂き、帰路についた。彼のお母さまからうれしいメッセージが届いていたようでほっと安心した。
8/24
12時に待ち合わせをして新宿へ。久し振りの西新宿。日差しが強く夏らしい陽気だった。
パークハイアットの1Fにあるカフェでランチをとった。恋人と外食をするのはいつぶりだろうか。
チェックインを済ませお部屋に案内してもらう。お部屋をグレードアップしていくれていた。地上50階から見る西新宿の景色はなかなかの見ごたえ。
恋人が持ってきた本を読んだり、景色を見ながらぼんやり過ごした。恋人は仕事をしたり本を読むなど。
19時になると52階にあるレストランに向かった。窓際の景色が綺麗に見える席に案内されるとテーブルの上に薄ピンク色のバラの花束が置いてあった。恋人曰く「後からわざとらしく持ってこられるのは恥ずかしいから」とのこと。
26歳の振り返りを聞かれ、言葉に少し詰まってしまった。私はなにか成し遂げられたかなあ。少し後悔する出来事も起こしてしまったし、なんだか前向きにとらえきれない中途半端な年だった気がする。楽しいこともたくさんあったけれど。
27歳はどんな風に過ごしたいのかとか、いろいろなことを話しながら食事をした。仕事なあ、もう少し心血を注いで一生懸命になれることがしたいよなあ。
お料理はどれもおいしかったけれどポーションが少なめな気がする。一番いいコースだったらしいけど。あと接客がすこし寂しい。こういう高級レストランに来るのって丁寧な接客に触れるのも楽しみの一つなのに。
お部屋に戻ると恋人と一緒にお風呂に入った。お風呂にもテレビがついていて、恋人がトータルリコールを見始める。
広々としたベッドにもかかわらず恋人の腕に巻きついて眠りについた。